1月15日、入所療護で鏡開きを行いました。お正月を迎えみなさんにお餅を食べていただける機会を提供したいと考えてこの行事を立てました。
去年は、白玉団子をお餅の代わりとして提供しましたが、「粉っぽい。」「お餅っぽくなくていや。」という意見が多くあり、そこで今回は少しでもお餅に近い食感のものをで提供しようと栄養員に知恵を絞っていただきました。試行錯誤の結果「里芋餅で提供したらどうだろう。」と案が出ました。里芋餅とは、餅米と里芋の割合が7対3で一緒に焚き、蒸します。お餅の様な食感はそのままで、餅米だけと比べると喉の通りがよく詰まりにくいという特徴があります。去年から、試作して実際に職員で試食し「この食感なら誤嚥の心配も少ないし、食感もお餅に近いから大丈夫だろう。」と里芋餅で提供することにしました。
初めての試みで、作業は職員が中心になって行いました。餅米と里芋の蒸すのにとても微妙な調整が必要でした。芯が残っては食べにくく、柔らかすぎるとのどに詰まってしまいます。餅は機械でつきましたが、「柔らかすぎないか?食べる時に心配。」で何度何度も調整を栄養員が中心になっておこないました。ついた餅を職員が小分けし、利用者さんにはあんこ、きなこ、大根と味をつけていただく作業を手伝っていただき小皿に分けました。初め、「足が痛いからやれん。」と言い居室に戻ってしまう方がいました。しばらくして、再び職員が「手伝っていただきたいんですけどいいですか?」と呼びかけるとうなずき自ら進んで手袋をつけて下さいました。以前、料理関係の仕事をされてみえたこともあり、適当な量のあんこをそれぞれお皿に盛っていただきましたが、とても丁寧に手際よく作業をして下さいました。別の方々にも手伝っていただき、50人分という多くの量を作りましたが、「大丈夫ですか?」という作業中の声かけに対しても「大丈夫だよ。」と笑顔で答えて頂き、最後まで作業を手伝っていただきました。「作業をしているとみなさん「何をしているんだろう?」と大変興味津々で様子を伺いにみえていました。食事後「今日はありがとうございました。」と手伝っていただいた方々に声をかけると「楽しかったよ。お餅も美味しかった。」と言って下さいました。
今回、あんこ、きなこ、大根の三種類の里芋餅を食事と一緒に提供しました。利用者さんからは「おいしい。やっぱりお餅がいい。」「きなこが美味しかった。」「来年もやってね。」という嬉しい感想をいただきました。食べた職員からも「普通の餅より食べやすくていいよ。」「つきたての餅は美味しくていいね。」等意見をいただきました。そして、毎年季節の風物詩の行事として定着させていきたいと思います。

「鏡開き」を行いました。
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私も調理師の資格をもっていて、ボランティアで障害者の方達と調理実習のお手伝いをする事がありますが、その方達の安全と衛生面に気をつけています。
このブログを読ませて頂いて「里芋餅」を作るために大変なご普請をなさいました事、頭が下がります。
私も今度「里芋餅」にチャレンジしてみようと思います。
また新作が出来ましたら、ブログに載せて頂きたいと思います。心待ちにしています。
あたたかいお言葉、励みになります。有り難うございます。
里芋餅は、初め5:5で試作を始めました。餅つき器を使用するため軟らかすぎてしまい、何度か割合を変え試食・検討しました。
利用者様が無事に安全に、そして喜んでいただけるのがなによりです。
これからもいろいろチャレンジをしていきたいと思います。またご意見いただけるとありがたいです。