社会福祉法人豊寿会:サンライフ彦坂

相談員日記の最近のブログ記事

四国漫遊記 ~「ひろた」「鶴寿荘」訪問~

7月5日(木)・6日(金)の2日間、四国は愛媛県の「特別養護老人ホームひろた」と「特別養護老人ホーム鶴寿荘」を訪問し、ターミナルケア(看取り介護)の実践についての研修視察を行ないました。

今回の施設見学は「富士データシステム」のY梨さんの繋がりで実現した交流でした。改めてお礼を申し上げます。貴重な縁を作っていただきありがとうございました。

片道500km以上の道のりを代わる代わる交代で運転し、僕自身は愛媛県までどう行くかも良く分からないまま出発しましたが、早朝に岐阜を出てお昼過ぎには無事に四国に上陸していましたので、かなりスムーズだったんではないでしょうか。瀬戸大橋の眺めはなかなか格別なものでした。

愛媛入りして、まずは「ひろた」さんに伺いました。
「ひろた」さんは地域の中に根ざした施設ということで、入所している利用者の皆さんが在宅の延長上で生活をしていることが伝わってくる施設さんでした。実際にターミナルケアを実践した事例の紹介を頂き、職員さん・ご家族さん・地域の皆さんの関わりの深さを感じさせていただきました。

2日目の「鶴寿荘」さんは、うちの施設よりも1年早く開設しているとは思えないほど綺麗なところでした。同じ「記録」システムを使用しているということで、普段の記録方法など細かいところまで見せていただき、大変参考になりました。

ターミナルケアについてはどちらの施設さんも特色があり、参考になることも大変多かったです。
まだ彦坂ではターミナルケアが未整理ですが、実践している施設さんとの違いを感じながら、「彦坂で実践するとしたら...」とイメージしながら、考える機会になりました。

どちらの施設の職員さんも良い方ばかりで、1日目の夜には3施設合同の懇親会まで開いていただき、本当に楽しく交流が図れました。

おかげで2日目の朝は二日酔いで朝食を食べ損ねましたが、その後の施設見学・意見交流も楽しく、温かい雰囲気でさせていただきました。

今回のご縁がこれからも続くように願いながら、改めて「ひろた」さん・「鶴寿荘」さん・富士データさん、色々関わりを作ってくださった皆さんに感謝します。本当にありがとうございました!

Mさんの趣味

| コメントする

本日も利用者のMさんがお得意の詩を作ってくださいました。

Mさんはいつも季節のことや世相などを詩にして僕らに教えてくれます。Mさんの教養の深さをそのたびに感じさせていただいています。

「宮の奥 山に囲まる 産土(うぶすな)は」

今回の詩は僕の名前からインスピレーションを受けて作ってくださったそうです。自分の名前が何だか由緒正しいもののような感じさえしてくるのは、Mさんの詩の力なのでしょう。

「うぶすな」とは生まれ育った土地のことだそうです。今居る場所は産土(うぶすな)からはさほど離れていませんが、いつまでも心の中に残る景色は自分の原点でもあります。初心忘るべからず。

平成19年度サンライフ彦坂家族会総会

| コメントする

5/30(水)11:00~、サンライフ彦坂家族会総会が行なわれました。

お足元の悪い中、11家族19名の皆様にお集まり頂きました。お忙しい中、お越し頂いた皆様にはこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。

総会の議題として、
【平成18年度事業報告・収支決算報告】
【平成19年度事業計画・家族会予算】
【家族会規約について】
上記の内容で話し合いを持ち、今年度の家族会としての関わりが明確にされました。

また、家族会総会の中で、サンライフ彦坂の行事である「一泊温泉」についてアナウンスをさせて頂き、今年度はご家族にも一緒に参加をして頂きたい旨を伝えさせて頂きました。

早速、あるご家族から「『一泊温泉』に参加したいです。」とのお言葉を頂きました。今後はご家族・企画担当者と連携を取って進めていきます。

この家族会総会を機に、改めて利用者の皆さん、ご家族の皆さん、そして施設がお互いに身近に感じられるような関わりを目指していければと感じています。

今回の総会にあたりご協力を頂きました皆さん、誠にありがとうございました!

kazokukai2.jpgkazokukai3.jpg

弥生の季節

| コメントする

朝、利用者の皆さんのお部屋を廻ってご様子を伺ったり、お話を聞いたりするのが日課になっていますが、今日もMさんのお部屋に伺うとMさんお得意の作品制作中でした。
「今日はこんなのはどうや。」
と見せていただいた詩は季節感を感じさせてくれるものでした。

~草木の 弥(いや)が上にも 生る月  鳥の唄いて 春や爛漫~

気がつけば2月もあっという間に過ぎてしまいました。
個人的にもバタバタと慌ただしい中で、Mさんの詩を見て、ふと立ち止まって季節の変わり目を感じさせていただけたように思います。

この季節感を皆さんにも感じていただきたく天気も良いので、皆さんとすぐ裏の神社へお参りをしました。風が強い中でも雲一つ無い青空を見ながら「もう3月ですねぇ」「早いものですねぇ」と会話を交わしました。

何気ない日々の中で感じる季節感について感じることが出来た1日でした。 

平成18年度方県介護予防教室

| コメントする

2月15日木曜日、方県介護予防教室に参加してきました。
毎年3回シリーズで行われていますが、今年度も2月8日、15日、22日と方県公民館で行われています。今年も15日に講演してほしいとお声をかけていただきました。
最近脳トレのゲームが流行っていますが、地域の皆さんからも「脳トレ」をやってほしいと要望があり、今回は『認知症予防・脳トレ』と題してお話やゲームを行いました。

ニンテンドウDSのゲーム内容を参考にパワーポイントを作成しましたが、収集した資料の中に【読み書き計算以外にも、身近な人と目と目を合わせてコミュニケーションすることで、脳の中の前頭前野は強く活性化する】との内容があったため、コミュニケーションといえばインプロ!と考え、簡単なインプロも行いました。
<行ったインプロ>
・あいうえお回し
・拍手投げ+あいうえお回し
・感情ポーズ
・感情回し

保健師さんも含め男女32名の参加があったため、2グループに分かれて行いましたが、思いのほか好評で笑顔の絶えない時間を過ごしていただくことができました。第2部の講師の方からは「レクリエーションインストラクターとして活動しているが、今日やったことを参考にさせてもらいます。」と嬉しいお言葉もいただきました。

第2部では、岐阜市が今年度から積極的に取り組んでいる筋トレ体操を行いました。岐阜市の講習を受けた筋トレサポーターさんが中心となって7項目の体操を行ったのですが、簡単な体操でも日頃から行っていないと結構体に堪え、毎日の積み重ねと予防の必要性を地域の皆さんと同様に実感しました。
彦坂としての介護予防も試行錯誤を繰り返しながら確立しつつありますが、今に満足せず各部署協力しながら取り組んでいきたいと思います。
yobou11.jpgyobou41.jpg

感謝の気持ちを忘れずに

| コメントする

毎日の業務が慌ただしいと、ついつい当たり前に過ぎていくことのありがたさを忘れてしまいます。
そんなとき利用者のMさんの居室を訪ねました。いつもは毎日、利用者の皆さんの居室を廻っていますがここ最近は忙しさに気持ちも焦り、廻れずにいました。
「酔った文章が溜まってまったよ。」
Mさんはいつも自分の思いや話題のニュースから、絵入りの短歌を作って職員に見せてくれています。こちらが見るといつもその素晴らしさに感動しますが、ご本人はいつも謙遜してご自分の作品を「酔った文章」とおっしゃっています。

今日見せていただいた作品の中に僕が特に興味を持った短歌がありました。
「神のみぞ 知る吾が運命(さだめ)に 生かされて 積み(罪)重ねつつ 醜態晒す」

重みのある短歌だと感じました。その短歌を読みながらMさんと会話をすると、
「感謝の気持ちが大切やね。当たり前のことが実はものすごくありがたい。色んなものを食べているから自分は毎日殺生をしている。生かされている自分を感じなければ。」
との言葉を伺いました。自分の中で自分ばかりが中心になると感謝の気持ちも薄れていきます。普段の業務に自分の気持ちもいつしかそうなっていたようで考えさせられました。

生活相談員という仕事をしていると色々な人間模様を伺うことがあります。自分がそこに関わり、学ばせてもらっていることに改めて感謝しなくてはと思います。

いつも利用者の皆さんから色々なことを教えていただきます。
何気ない毎日のありがたさを思いつつ、感謝の気持ちを忘れずにこれからも業務と向き合っていきたいと思います。

全国大会 発表を終えて

10/16(月)、17(火)の2日間、札幌で行われました「平成18年度 全国老人福祉施設研究会議(北海道・札幌大会)」に参加してきました。サンライフ彦坂は、2日目に行われた「実践研究発表」の中で「個別ケア等への取り組み」の分科会に参加し、日頃の取り組みについての発表を行いました。

発表をともにおこなったK介護員、その他多くの職員の協力を頂きながらパワーポイントの作成、発表原稿のまとめ等をおこない、ほぼ(?)万全な状態で当日を迎えることができたのはそれだけで感慨深いものがありました。

僕たちは「我・輪・和(わ・わ・わ)~職員連携と個別ケア~」という題目で、個別ケア単独ではなく、職員同士の連携を含めた発表をさせていただきました。この題目を選んだ理由としては、発表する職員が介護員と相談員という他職種であるため、違った視点でオリジナルな発表がしたいという狙いがあったからです。その狙いが皆さんに伝わったかどうかは分かりませんが、発表後に個別に2件の質問を頂き、興味を持っていただけたことが実感でき、嬉しく思いました。

発表に臨むまで何回か練習を重ね、自分たちの話し方・伝え方の確認を行いました。
実際に220名(当日資料参照)の前で発表したという実感がないほど、無我夢中で伝え、自分の中ではあっという間に過ぎてしまいました。緊張したのかどうかもよく分からないまま終わりましたが、その後、一緒に参加した同じ施設の事務長・主任から合格点を頂き、ホッと胸をなで下ろしました。

今、振り返ればあっという間に過ぎ、こうしてまた彦坂で、これまでと同様の業務を行っていますが、この発表を「やってやる!」と決意した日から当日までの自分が、自分の中で少しだけ誇らしく感じます。正直言うと業務がいっぱいいっぱいで「やってられない!」と嘆くこともありましたが、今では安堵感と達成感で溢れています。

自分たちの発表以外にも、1日目の全体での講演や他施設の発表など、多くの刺激を頂きました。改めて自分たちの業務を振り返って、再度一歩一歩踏み出していきたいと思います。
多くの皆様のご協力を頂いて、無事に全国発表への参加を終えることが出来、大変感謝しております。本当にありがとうございました。

DSC00286.jpgDSC00301.jpg

彦坂地区のパワーにびっくり!

| コメントする

9月15日金曜日、方県校区彦坂地区のふれあいいきいきサロンに、介護予防リハビリ委員と一緒に参加しました。

『グランドゴルフで楽しもう!』と朝8時からの開始でしたが、すでに7時30分から集まり、グランドや物品の整備、グループ分けなどの準備を行いました。皆さんお忙しく、予定がつまっているため、早めに始めて、早めに終わろうということでこの時間になったそうです。

『グランドゴルフ』とは、ゴルフをアレンジしたスポーツで、決められたスタート位置から通常のゴルフ競技のパターに類似した木製のクラブでボール(直径6cm)を打ち、スタートから通常15~50m離れたホールポスト(36cmの輪)に入って静止した状態までの打数を競います。
準備やルールも簡単、何時でも何処でも何人でも簡単に遊ぶことができる、とてもおもしろいスポーツで、近年はゲートボールよりもグランドゴルフ愛好者が増加しているようです。

天気は曇っていましたが、それを吹き飛ばすほどのパワーと笑顔にあふれ、皆さんの元気に終始圧倒させられました。しかもグランドゴルフの腕前は、とても強かったです。
若いから簡単にできるだろうと思いがちですが、参加した介護職員の成績はワースト1、私の成績はワースト5・・・。甘く見ているわけではないですが、奥が深いスポーツで長年経験している皆さんの技術は想像以上でした。

私たちがいることで、違和感を感じる方もおいでになるかと思いましたが、自然に声をかけていただき、皆さんの輪の中に交えていただけたように感じました。

参加した介護職員からは「特養のレクにも取り入れていきたいです。」と感想を訊くことができ、地域とのつながりを活かそうとしてくださる前向きな気持ちがとても嬉しいです。地域の人は常に新しいことを求め、先へ先へと進んでいます。彦坂でも新しい風が吹くよう、今後も良いところは参考にしていきたいです。
hikosakahazime.jpghikosakaguranndo.jpg
hikosakasyokuinn1.jpghgikosakasyokuinn2.jpg

夏の盛りに...

外気温は36℃を超え、皮膚にチリチリと刺すような日差しがお盆の雰囲気をより強くしてくれます。

8/13(日)~、サンライフ彦坂でもお盆に合わせて「菊の間(お参りの出来る畳の間)開放」を行っています。毎年、お盆に出す提灯も1年ぶりに顔を出し、お供えも準備し、皆さんのお参りを随時行っています。

CIMG0761.jpgCIMG0762.jpg

お盆に合わせてご家族と一緒に帰省される方、施設に残られる方、様々ですが、『お盆にはご先祖様に手を合わせたい』という思いは皆さん一緒です。
彦坂の菊の間にも連日、多くの方がお参りに来られ、手を合わせると「スッとしたぁ」「これで安気やわ」とみなさん口をそろえて話をされます。皆さんの気持ちの拠り所になっているのを嬉しく感じます。

お盆には面会の方も多くおいでになります。
思いがけない面会者の嬉しい訪問に、利用者の皆さんの顔がいつも以上にほころびます。そんな姿を微笑ましく見せていただくのも、お盆ならではの醍醐味です。僕自身もこの時期には、普段なかなかお会いできないご家族の方とお話できるのでありがたい機会と思っています。
お盆は利用者の皆さんにとっても、僕自身にとっても、縁を運んでくださる大切の時期なんだと改めて感じます。

そんな中、利用者のOさんとお参りしながらお話したときのこと。
「先日、大好きだったおばさんのお墓参りに初めて行ってきました。」と僕。
「縁は大事にしなアカン。人への感謝も。」とOさん。
「功徳というのは目に見えないけど、大事に積み上げるもの。それに誰かのためにするのではなく、自分自身のために積み上げる。だから人に対して『してあげる』じゃなく、『させていただいてる』の気持ちが大事なんだよ。」
自分一人で生きてるのではない。自分の後ろを振り返ったら、自分を支えてくれた人、大切な人たち、今はもう傍にいなくても、その人たちの顔や思い出が浮かんでくるような、Oさんの話を聞いたらそんな気がしました。
「大事な話をありがとうございます。」
Oさんにお礼を言って、今度は僕自身の為に「菊の間」でお参りをしました。
この場所でも、色んな大切な方との出会いや別れがありました。目を閉じ、手を合わせると色んな事が思い出されます。

大切な人たちとの関わりを、自分自身のために、大切にしたいと改めて感じました。お盆は自分自身と、これまでの縁を振り返る大切なとき、そんな気がします。

きっかけは・・・すぐそこです。

| コメントする

7月10日月曜日、午前8時30分から方県校区上安食地区ふれあいいきいきサロンに参加させていただきました。
方県地区民生児童委員会長から「各地区のサロンで行っている映画鑑賞の評判を聞いたのでお願いしたい」と声をかけていただけたことがきっかけで、今回初めて参加することになりました。施設内の研修等で、よりよいものを築いていくきっかけはどこにでもあると学びましたが、私たちの行動一つ一つがつながっていることを実感しました。

今回はケアハウスからビデオを借り、「お嬢さん乾杯」(昭和24年)という映画を見ていただいたのですが、それだけでは福祉施設としての長所が活かせないと考え、先日施設長から教えていただいた脳の活性化につながるジャンケンを行ったり、日常の中で会話すること、笑うこと、手足を使うことなど脳を衰えさせない生活についてもお話しました。

ジャンケンは、後出しで勝つもの・負けるものを出し、①右手のみ②左手のみ③両手と何パターンかやり方があるのですが、一見簡単そうな動きでも間違えたり、どっちだったか混乱してしまいます。【普段慣れていない動きをすることで頭が混乱する。違和感がある。→脳にとって印象的なこと→脳の活性化】につながっていくと施設長より教えていただきました。
地域の皆さんも苦戦していましたが、単純な動きだからこそ笑い合うことができ、楽しい雰囲気で過ごしていただくことができました。

脳の活性化というと、難しいことをしなければならないと考えがちですが、そうではなく日常の中にきっかけは溢れています。それをどう活かし、つなげていくかが課題であり、自分自身の生活だけでなく、施設職員としての役割ではないかと感じます。
kamiaziki2.jpg

このアーカイブについて

このページには、過去に書かれたブログ記事のうち相談員日記カテゴリに属しているものが含まれています。

前のカテゴリは特養日記です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

アーカイブ